ヤマックス 24/04/14

想定株価予想:

24 1550Y

25 1920Y

26 1820Y

27 1290Y

オススメ度:★★☆☆☆(数年以内の反落には十分注意)

 

ヤマウやグリーンランドリゾートと同じく、九州熊本関連銘柄です。

コンクリート土木製品を作っていて、TSMC熊本工場や半導体関連工事で大いに業績を伸ばし、

3Q時点で経常利益はYoY100%以上です。

ただし、株価も23年に4倍、24年も年初来で2倍という高騰ぶりです。

 

事業価値

長期の経営的には、地味だが堅実な成長という印象です。

半導体特需がなければPERも6~8倍といったところでしょう。

ただ、ここ2年の成長は本当に目覚しく、TSMCは同規模の第二工場の建設も予定しています。

政府主導の防衛関係工事の需要も見込まれるようで、今の成長はもう1,2年継続すると見越して、PERも18倍と評価したいところですが・・・

 

業績予想の信頼性評価

売上予想は良い精度ですが、利益については「なんか儲かっちゃった」場合を除いてちょっとイキリ気味です。

同じ目に合うのは困るので、想定PERは少し下げて16倍としました。

 

資産価値

ROEは過去平均は9%程度ですが、当期は17%が見込まれます。

特需的なものと評価してもあと数年は13%くらいは見込めると思われます。

なので 1.0 + (13-8)*0.15 = 1.75を想定PBRとします。

 

総評

高成長に合わせて株価も急騰しており割安感はないです。

とんでもない高額とは言わないものの、少し行き過ぎな印象です。

とはいえ来期も増収増益は十分見込めますので2000~2500円くらいはあり得るのではないでしょうか。

 

ただし、工場、都市開発の需要が落ち着いた時には反落が予想されます。

TSMC第一工場の計画・工期が約2年でしたので、周辺インフラの整備と合わせて早ければ2年後くらいには需要が落ち着いてくる可能性があります。

 

そこまでに利益を新たな収益に繋げられなければただ財務が改善しただけに終わり、株価も1000~1500円くらいに逆戻りするでしょう。

 

グロースとしてのエントリーはありですが、いつ売り抜けるかは十分注意が必要です。

 

ミタチ産業 24/04/07

想定株価

24 1450Y

25 1510Y

26 1610Y

オススメ度:★★★★☆

 

前回

3Q決算が出ました。

 

前年比で売上が-11.9%、経常利益が-38.0%ですが、元々減収減益予想でした。

どちらも減少の幅が通期予想よりいくらか下がっているのは警戒すべきですが、元々業績のブレが大きい会社ですのでそこまで気にする必要はないかと思います。

 

事業価値

当期の売上、純利益は3Q累計で前年比-11.9%、-38%なので、それをそのまま前期実績に乗じて当期予想としました。

それぞれ会社予想より10%、7%ずつ低い数値です。

売上成長率-12%は結構不安になりますが、まぁ過去にもそれくらいのことは平気であったのでそこまで気にせず、その後の成長率は4%を見込み(1%だけ下げました)、適正PERは8倍としました。

 

資産価値

こちらは前回とあまり変わらない・・はずが、よく見たらROEが高いな・・ということに気づきました。

前回はなんとなく過去平均を見て0.7という低い適正PBRを設定していましたが、これくらい効率的に稼げるのなら「本来あるべき株価」という意味では不適切です。

17-23年の平均ROEは11.0%にもなります。これなら適正PBRは1.45くらいでも良いですが、当期は7.39%くらいになりそうです。

適正PBRは少し控えめに1.15倍としました。

 

総評

事業価値は業績予想がほんのり下がったので若干下方修正、資産価値はROEに着目して大きく上方修正した形です。

現状株価がついてこないのは成長が怪しいのが原因と思いますので重みはPERのほうを少し重めにみました。

 

3Q決算で株価が下がりましたが、資産価値を考えればまだまだ安いと言えそうです。

ただ、きっかけがなければまだまだ割安が続くかもしれないので、仕込むには気長に待つ根気が必要そうです。

コーエーテクモHD 24/04/06

想定株価

24 1520Y

25 1650Y

26 1830Y

オススメ度:★★☆☆☆

 

前回

決算説明でも紹介されていた大型タイトル、Rise of the Roninが3/22に発売されました。

売上は・・・

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日本国内パッケージ版で初週6万本、2周目で2万本です。

同発のプリセンスピーチに少し負け、ドラゴンズドグマ2とは同等の滑り出しです。

とても売れてるとは言えない勢いですね。

 

売上本数の見積もり

業績にどの程度影響が出そうかを見積もってみます。

2週で8万本となると、累計では25万本くらいと予想します。

DL比率は50%と見積もります。

売上の海外比率について、幕末というちょっとマイナーな日本史のウケは微妙であろうことと、パッとXで検索した限りあまり英語圏での話題はほとんど取れていないようでした。

日本語でも最大が500RTくらいとイマイチ話題になっていないようでしたが、それ以上です。

ここから、売上国内比率は70%と見積もります。

現在はPS5専売ですが、SteamやXBox対応は絶対にした方が良いです。何か事情もあるかもしれませんがやるとして、とはいえ追加の費用がありますし、これらの海外志向の対応で増える売上は1.5倍と見積もります。

合わせて、

25 / 0.50 / 0.70 * 1.5 = 107 ~ 110万本と累計販売本数を見積もります。

ちなみに、販売単価が9000円

 

開発費用の見積もり

KTの営業利益率は10~40%です。

500万本級のタイトルを目指して開発する場合、KT流の堅実な計画なら売上計画150万本、開発費用25%といった計画を予想します。

 

業績影響の見積もり

業績にはこのような影響があると見積もりました。

売上計画150万本、開発費33億円のタイトルが見込み売上110万本で売上と利益に-36億円の影響が出るという見立てですね。

 

事業価値

Ronin影響のみを前回予想に加味します。

-3600の売上、経常利益に-3600の影響を見込んでいるため、

まず24期に-500だけ減らし、25期はベースの売上成長率+8%、経常利益成長率+15%から-3100ずつ少なくなるように成長率を下げました。

見込み通りになれば経常利益成長率は+8.5%になるため、その後の見込み成長率も+12%に引き下げました。

こうなれば明らかに成長鈍化と言えるため、想定PERも19倍→16倍と引き下げています。

これらの引き下げ率はいずれも勘です。

 

資産価値

こちらはあまり変わりありません。想定PBRを2.5->2.4、BPS成長率見込みを+6.0%→+5.0%に引き下げました。

 

総評

売上や利益への直接のダメージは大きくありませんが、業績を牽引するはずの大型タイトルの雲行きが怪しいとなればやはり想定株価も下げざるを得ないですね・・。

 

初週売上時点でこの見積もりを出せてればポジションを減らせていたかもしれませんが、個人的に元気がなくて株を見れてなかったのですよね…。

まぁ、収益構造は堅実な会社なので焦って投げ売りするほどではないと思います。

 

四半期ごとに業績確度を想定株価に反映させる考え方

今回は

「四半期ごとに当期業績の確度が上がっていくのをどう定量的に想定株価に反映させるか?」について、私なりの方法を紹介します。

 

きっかけ

私がこのブログで銘柄分析をしながら思ったこと。

「年ごとの業績と想定株価を見積もっているけど、例えばYoY+10%安定成長の企業で本決算直後から次の本決算寸前まで業績予想が予定通りで変わらなかった場合、想定株価(=割安と呼べる株価基準)は次の本決算が出た瞬間に+10%すればいいのか・・?そんなわけはなくないか・・?」

 

何が言いたいか分かりにくいと思うので、例を上げて説明します。架空の企業Aを考えます。

企業Aはとても安定した企業です。

純利益率は毎年同じで、売上、利益、純利益がすべて毎年+10%ずつ成長しています。

四半期ごとの売上、利益も常に前年比+10%、決算期は2月です。

この場合、事業価値の評価はこんな感じになるでしょう。

適正PERは仮に15倍にしましたが、本質的ではないです。

 

問題はここからです。

Q. 本決算直後(24年4月)、1Q直後(24年7月)、2Q直後(24年10月)、3Q直後(25年1月)のそれぞれの時期で、この株の想定株価(=割安と言える株価)はいくらが適切でしょうか?

 

以前の方法: ずっと1650Yのまま

割安基準の株価の時間変化

表の通り、25.2の想定株価は1650Yです。四半期業績が完全に安定していれば業績予想は24/4から25/4までずっと変わらないので想定株価もずっと変わりません。
期中に株価が変動しても、常に1650円より安ければ買いたい、高ければ売りたい状態です。

ところが次の4Qが出た瞬間、26年期の業績予想が+10%として次の業績予想になるので自分にとっても株価の基準も+10%されます。

もし市場参加者全員がこの考えなら、本決算の直後に株価がガクッと+10%上がります。

 

今の方法:四半期ごとに業績の確度を反映させる

以前の方法は明らかに変ですよね、と考えたのが今回紹介する方法です。

安定している企業であっても、「本当に業績予想通りになりそうか?」という確度は四半期決算ごとに増していくので、その時々の想定株価に織り込んでいきたいです。

具体的には四半期決算ごとに見積もっている成長率を25%ずつ織り込んでいきたいです。そうすれば、安定成長になっている場合には1年でその年の成長分を想定株価に反映出来ます。

4Q~1Q:想定株価 = 前期想定株価 x 37.5% + 当期想定株価 x 62.5%

1Q~2Q:想定株価 = 前期想定株価 x 12.5% + 当期想定株価 x 87.5%

2Q~3Q:想定株価 = 当期想定株価 x 87.5% + 来期想定株価 x 12.5%

3Q~4Q:想定株価 = 当期想定株価 x 62.5% + 来期想定株価 x 37.5%

この考えのもと、私は上の図と計算式を使っています。

今回の例では、図の通り24年4月からの想定株価は四半期ごとに1594Y, 1631Y, 1671Y, 1711Y となります。

 

図のプラスマイナスが分かりにくいですが、マイナスは前期業績での想定株価を、プラスは来期業績を見積もった想定株価をその割合だけ混ぜる、という意味です。

 

数字が12.5%や37.5%という数字は、

  1. 四半期ごとに25%増えるようにする(4Q後~3Q後の間で差が75%になる)
  2. 1年を通しては当期業績予想での想定株価が平均になるようにする

という考えでこうしています。1.についてはあまり異論はないと思います。

2.は少々疑問が残り、4段階のステップをもっと下、もっと上にズラす考えもありかもしれません。

ですが、予想PERなど市場で見えている指標は当期業績予想を基準に考えるため、そこが平均になることを重視しています。

 

この方法を定性的に評価すると、4Q後、1Q後はまだ当期業績予想は確度が低いので前期実績を考慮に入れ、2Q後、3Q後では徐々に来期業績も織り込んでいくとも言えますね。

 

これをどう使っているか?

このやり方のいい点は、四半期ごとに上がっていく業績の確度を数値として想定株価に織り込んでいけるところです。

私は普段の分析で出した想定株価はこうした表にまとめていますが、今の株価をチェックする際には「えーと、これは1Qだから・・」といったことも織り込まれた今日この瞬間に基準になる株価が知りたいので、この方法を思いつきました。

 

それまでは、薬王堂HDコメダといった安定成長している企業やANYCOLORのような高成長企業は四半期ごとに上がっていくはずの想定株価をどう評価すればいいのか分からずモヤモヤしていました。

 

ということで、私は普段分析の記事では想定株価を年ごとに書いていますが、実際の売買ではこの補正も入れて株価を見ているという紹介でした。

 

ちなみに

お気づきかと思いますが、見込み成長率が10%未満とか低い場合、この計算をしてもほとんど想定株価は変わりません。

そういう場合は特に計算していません。また、12.5%、37.5%とかも入力が面倒なので実際は10%、40%とかで計算してます。大して変わらないので。

 

もちろん、自分なりに理論立ててはいますが、これは完全に独自の方法です。

いい知恵はどんどん取り入れていきたいので、ツッコミや他の考え方の紹介は大歓迎です。ぜひ教えて下さいね。

 

薬王堂ホールディングス 24/04/06

株価予想:

24 2680Y

25 2890Y

26 3170Y

27 3530Y

オススメ度:★★★★☆

 

前回

 

4/5、本決算が発表されました。

会社予想から比べ、経常利益は-3%、売上は+2%、前年比ではそれぞれ+12%、+10%と、ほぼ予定通りの安定した成長を継続中と言えるでしょう。

プラスにもマイナスにもニュース性はありません。

 

事業価値

ちょっと分析の仕方を変えたので改めて見てみます。

2019年にホールディングス化していますが、大した体制の変化はないので前身の薬王堂㈱を繋げています。

改めて、安定した成長を続けていることが分かります。前回書いた通り売上、利益予想も精度が高いです。

一方会社予想は売上+18%、経常利益+6.7%となっており、過去比較では売上はやや高め、経常利益は弱気目といえます。

「物価高や原材料高騰で売上は伸びるが利益は圧迫されるかもしれない」という考えだと解釈しました。

これは一考には値しますが・・・

前回も貼った期首予想と達成率の表に24期を付け加えました。

やはり利益は期首予想が弱気傾向にあるため、経常利益、純利益は成長率を+6.7%の会社予想より引き上げて+10%を私は見積もることにしました。

物価高は確かに深刻ですが、頑張ってほしいですね。

 

売上や利益の成長率が10%程度なので想定PERは14倍とします。

資産価値

こちらもごく安定して資産を伸ばしています。

自己資本比率は45%程度を維持して問題なし。ROEも10~15%と高水準ですが・・

代わりに流動比率は130%で、有利子負債自己資本比率は33%です。

まぁ、大きな財務余裕ではないが適切に融資を受けながら成長に繋げているという印象です。

 

財務不安とは言えないレベルなので、ROE12%としていつものROE-PBRモデルで想定PBRを1.6倍とします。

 

超余談ですが、17年から配当をきっかり1年に1円ずつ上げてるのが面白いです。

増配率で言えば徐々に下がっていくのでどこかで2円になるかもしれませんが。

総評

安定してますが成長もありつつ、資産価値も十分な水準です。

どっちもどっちという印象なので、PERの重みは60%としました。

 

大変に割安とは言い難いですが今は多少安めですし、利回りも+10%を期待しながらホールド出来るのは十分良い銘柄と言えます。

 

今後も安定して成長してほしいですね。

 

 

 

ANYCOLOR 24/03/19

想定株価

24.4 2820Y

25.4 3430Y

26.4 3940Y

オススメ度:★★★★☆

 

前回

3Q決算が出ました。

年末にはにじさんじフェスもあって盛り返すかと思いきや、鼻息が荒いコンセンサスは大幅に下回り、3Q進捗率70%と会社予想にも一歩届かない結果となりました。

翌日にほとんどストップ安、その翌日に5.8%戻しという状況です。

3Q決算資料

ENの苦戦は変わらず、国内はまぁまぁ順調ですが、かつてほどの勢いは感じられません。

事業価値

 

成長が鈍化しているのは確かです。

1Qは売上で+30%、利益で+100%の高成長となりましたが、2Q, 3Qは+10%、-30%といった状況です。

記載の通り4Qが良い結果になれば営業利益でYoY+30%になりますが、見込み通り成長できない状況が続いていますので当期見積もりは会社予想より-5%ほど下げました。

とはいえ、それでもなお業績予想はYoYでは営業利益+28%ほどに落ち着きます。

売上ではYoY+20%ほどになりそうなので、今後のさらなる成長鈍化を見越して想定PERは22倍まで引き下げました。

資産価値

資本効率は大変によく、ROEはなんと40%ほどが標準に見えます。

流石にずっとそうかは不明なのでやや保守よりに30%をキープ出来るとして、いつものモデルで8%から20%ほど高いので想定PBRは1.0+0.15*20=4.0倍としました。

 

総評

今はまだまだ成長性が評価されていると思うので重みは90%としました。

下がるのは分かりますが、ストップ安は行き過ぎと思います。

やや押し目気味です。

 

ヤマウホールディングス 24/03/17

想定株価

24.3 3650

25.3 3400

26.3 3900

オススメ度:★★★★☆

 

前回

 

 

3/5に農地への冠水被害を出して急落。

その後も上値は重い状態です。

ヤマウ、子会社が大量の海水を農地に流入させる現場猫案件をやらかした件でお詫び : 市況かぶ全力2階建

 

大変恥ずかしながら3/5時点の急落を空売りかなんかだろと思ってたら、かなりのやらかし案件だったようです。

業績への影響は

・地権者への賠償による特別損失

・信用悪化による今後の受注減、売上悪化

これらになります。

いろいろページを見た感じでは、

5284 - ヤマウホールディングス(株) 2023/12/19〜 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス

この掲示板とかは参考になる意見もありました。

No.10267 ヤマウが保険に入っていたという… - 5284 - ヤマウホールディングス(株) 2023/12/19〜 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス

個人的にはこの方の意見が近く、賠償はだいたい保険で賄われ、信用悪化などの影響は懸念されるが限定的という意見です。

 

賠償額の見積もり

一応見積もってみます。

ここは比較的安い農地で地価は1m2で1000円以下、被害を受けた農地は19hAとのことで丸ごと買い取っても2億円になります。

 

東日本大震災から10年。塩害に負けない、復興への想い「東北コットンCoC」 │ 広報・教育研修担当者のためのお役立ちメディア

別の計算ではこちらの1-1.によると、津波による農地損壊の被害額が4000億円、面積は24000hAだったとのことなので、単純計算では19hAで3.17億円になります。

 

農地面積分に脱塩処理をしたら100億円とかになるというコメントも別所で見ましたが、そのような高額な工法ではなく東日本大震災と同様に灌漑によって塩分を洗い流す方針のようです。

 

NewsのYoutube動画では、9hAの土地を持っている農家さんから被害額が1000万円~2000万円というコメントがであったり、ダメになった植木は500万円くらいかけたとコメントがあったり・・、いずれにしてもそれくらいの額、合計で2億~5億くらいの額、しかも保険はおそらく効く賠償になるだろうと見積もりました。

 

事業価値

ほとんど前回予想と同じです。

ただ、今回の件による信用悪化を織り込み、来期の売上成長率、純利益率、想定PERをそれぞれ-10%ほど落としてあります。

そのうえで、保険が効くはずという前提が外れた場合を保守的に見積もって賠償による特別損失分、今期と来期を1億円ずつ、利益から差し引きました。

 

ヤマウ全体の売上や利益から考えれば業績への影響は無視はできないものの限定的と言えるでしょう。

 

資産価値

資産価値はあまり変えることがないのでBPSの成長率見積もりを10%ほど下げたのみです。

 

総評

全体的に前回よりは大きく見積もりを落としましたが、もともとの割安加減を考えると投げ売りする必要はないと思います。

 

ただ、ここまで超順調に伸びてきた含み益を利確する動き、賠償の交渉がうまく行かず大きな特別損失が発表される懸念、信用悪化での業績低迷ニュースなど、危険な懸念も数多く存在し不透明です。

 

今ポジションがないなら四半期くらいは様子を見るのが賢明かなと思います。

私もポジションは少し減らしたいですが、握り続ける握力を試されているような気もします・・。

 

 

というか、分析してこれはいいな!と思って買った3/4の翌日3/5に事故が公表って、私、株の貧乏神に愛されすぎているかもしれない……。