三菱重工業

予想株価:

23.5: 5750Y

28.5: 6700Y

その間は年に200Yずつ上がると予想する。

 

 

 

 

ここ一年で大きく株価は上昇している。

防衛分野への期待感と思ったが、円安が主因かもしれない。

 

レーティングや業績予想を見ても、今後の増収増益が期待されているようだ。

株価も業績も安定していた19年水準から23年予、24年予でそれぞれ25%, 30%の増益である。

23年予に関しては2Qを終えている進捗から言って大体妥当であろう。

防衛費増加に伴う成長を考えれば24予も妥当。

 

一方、19年5月の株価を見ると、現在値は5210/4600=1.13 より、約15%伸びている。

コロナ禍の回復と合わせてだいたいコンセンサスの上方修正に伴って伸びていると言って良いだろう。

 

防衛費増加について考える。岸田政権の出した防衛費増加額は27年度で+17兆円。

仮に大きく捉えてその10%が三菱重工業の売上になるとして、その時(28.3)の売上は4.1兆円(23.3予より)+1.7兆円=5.8兆円。

同社の利益/売上は2.5%程度なので、予想純利益は145BY。

19.3の株価が妥当と考えると純粋に19.3の利益100BYとの比率で、予想株価は4600 x 145 / 100= 6670 ~ 6700Y

 

そこまでの株価は、予想純利益が23.3: 125BY ~ 28.8: 145BY と比例的に増えると考えると

23.5: 5750Y から 28.5: 6700Y まで、年に200Yずつ上がると予想する。

今は少し割安と言って良い。さらに2%の高配当銘柄でもある。