予想適正株価:
23/6 4500Y
24/6 6300Y
25/6 8200Y
26/6 10600Y
前回の予想は大雑把だったので、売上の予想なども含めてもう少し詳細に考えてみます。
国内の売上の多くをグッズで占められていますが、こちらは伸び悩みつつあり、プロモーションや海外での売上が増え始めています。
最近は駅でサロメお嬢様がおヨーグルトを宣伝する声を毎日聞きますし、コンビニでもコラボ商品やVTuber雑誌など、非オタク文化圏でも存在感を増しつつあります。
つまり、今後は大衆向けにも認知を拡大しようという戦略のようです。
その他、海外進出、イベントでの売上など多くの戦略を同時展開中のようです。
今まで通りでは頭打ちになりつつある成長に次のステップを打てる経営は期待が持てます。
ファンの年齢層が若く、女性が多いのも成長評価で魅力的です。
当たり前ですが、流行りに敏感で新しいものを積極的に試す層だからです。
それらを評価し、売上成長率は低減するものの続くと予想しました。
また、IPビジネスゆえに純利益率は売上とともに増加すると考えます。
どちらも決め打ちですが、やや保守的気味に見積もりました。
適正PERは、高成長を記録しているとはいえやや低減が見えてきているところを考え27倍としました。
リスク
最近、ベンチャーキャピタルが海外向けに株式を売り出す発表があり、株価が低下しました。 憶測通り、何かしら今後利益が下がる見込みがある可能性は頭を過ぎります。
財務的には、自己資本比率67%、流動比率310%と、あまり問題はないでしょう。