ANYCOLOR 23/02

予想適正株価:

23/6 4500Y

24/6 6300Y

25/6 8200Y

26/6 10600Y

 

 

前回の予想は大雑把だったので、売上の予想なども含めてもう少し詳細に考えてみます。

 

国内の売上の多くをグッズで占められていますが、こちらは伸び悩みつつあり、プロモーションや海外での売上が増え始めています。

最近は駅でサロメお嬢様がおヨーグルトを宣伝する声を毎日聞きますし、コンビニでもコラボ商品やVTuber雑誌など、非オタク文化圏でも存在感を増しつつあります。

 

つまり、今後は大衆向けにも認知を拡大しようという戦略のようです。

その他、海外進出、イベントでの売上など多くの戦略を同時展開中のようです。

 

今まで通りでは頭打ちになりつつある成長に次のステップを打てる経営は期待が持てます。

 

ファンの年齢層が若く、女性が多いのも成長評価で魅力的です。

当たり前ですが、流行りに敏感で新しいものを積極的に試す層だからです。

 

 

年月 売上成長率 売上 純利益率 純利益
22.6   14164 20 2793
23.6 55 22000 23 5060
24.6 30 28600 25 7150
25.6 25 35750 26 9295
26.6 25 44688 27 12066

 

 

それらを評価し、売上成長率は低減するものの続くと予想しました。

また、IPビジネスゆえに純利益率は売上とともに増加すると考えます。

どちらも決め打ちですが、やや保守的気味に見積もりました。

 

大雑把ですが、結局のところは良い成長戦略が取れるか、うまくハマって認知を拡大出来るかは運次第なので気にしないこととします。

 

年月 純利益 適正時価総額 HKD 適正株価 Y
23.6 5060 136620 4466.06
24.6 7150 193050 6310.74
25.6 9295 250965 8203.96
26.6 12066 325772 10649.37
       
       
現在株価 Y
    5060
現在時価総額 MY
    154,789
適正PER
    27

 

適正PERは、高成長を記録しているとはいえやや低減が見えてきているところを考え27倍としました。

 

リスク

最近、ベンチャーキャピタルが海外向けに株式を売り出す発表があり、株価が低下しました。 憶測通り、何かしら今後利益が下がる見込みがある可能性は頭を過ぎります。

財務的には、自己資本比率67%、流動比率310%と、あまり問題はないでしょう。