適正株価予想:
1160Y
本日8/14の大引け後、1Q決算が発表されました。
(決算短信より引用)
赤字です。
事業収入は通期予想100000MYに対して順調と言えるものの、増便・燃料費高騰が利益を圧迫し、大きな営業赤字となりました。
大幅円安で為替差益により経常利益は黒字ですが、当然ですが為替差益は持続可能ではないです。
このままでは通期黒字も怪しいでしょう。
総合的にかなり悪い結果と感じました。
情勢による費用増加はつきものです。
適切にコントロールして利益を上げられていない以上、端的に経営が下手だと感じます。
(バランスシートから計算した財務状況)
財務面も、23.3 4Qの本決算前の段階では自己資本比率10%ほどでしたから、それに比べるとまだ絶望的ではないものの悪化傾向にあります。
予断を許さない厳しい状況です。
予想:
こうなってくるともう経営を信じるか見限るかという話になってくるので統計的な議論は無理ですが、一応適当に見積もりました。
売上は上々なのでコロナ前程度の100000MYほどと見積もりつつ、達成できるかもしれない純利益率は前々回より厳しく7.0%、適正PERも同じく厳しく10倍と大雑把に見積もります。
財務が持つ間にちゃんと利益を上げる経営が実現できるのか。
再上場して新しい経営には市場から期待があったように思いますが、やはりダメなのかもしれません。