株価予想
23/2: 480D
24/2: 500D
PERの割安性の目安が分からない。
航空宇宙・防衛での時価総額で並べると、
レイセオン・テクノロジーズ、ロッキード・マーチン、ノースロップ・グラマン、ゼネラル・ダイナミクス、L3ハリス・テクノロジーズ
この順。それぞれの最近のPERを比較すると、L3ハリスは高めであるが概ね10~25倍で推移している。これくらいが目安となるようだ。
売上高は年成長率10%程度を
非常に順調に成長していて、財務面でも流動資産19000MD > 流動負債14000MD と安定した経営を継続しているようだ。
安定した経営は今後も期待出来るが、今のPER実21倍、予23倍はそこまで割安とは言えない。
成長についても、
これだけ需要が高まっているにも関わらず、大きな成長は予想されていないようだ。
業界2位の地位に登りつめて、大きな成長の余地がなくなってきているのかもしれない。
業績だけで見れば「ほんのり期待されすぎ」で、10%程度株価は落ちてその後横ばいというのが妥当な見立てだ。
ただ、米国の防衛政策次第ではそれ以上の大きな伸びの可能性がある。これは予想が難しいが、期待値で言えば15%高ほどの効果を持つと予想する。
総合的に、
23/2: 480D
24/2: 500D
と予想する。
※ちなみに、本項のような分析は「競合比較」から簡単に閲覧出来る。
ロッキード・マーチンは、財務は健全だがそこまで割安ではないという大体同じ評価が見られる(というか本項もこれに引っ張られている)