複利込み株式価値予想(据え置き):
23.5 1370Y
24.5 790Y
25.5 1180Y
26.5 1230Y
5/12金 の大引け後、本決算が発表されました。
市場反応は週明けになります。
前回記事で書いた純利益予想はかなり高精度な予想となりました。
23年期純利益予想1000MYに対し実績980MY、24年期純利益予想540MYに対し会社予想560MY。
会社予想をいくらか無視した独自予想であったこともあり、良い予想になったと思います。
さて、予想通り会社予想を上回る結果となりましたが、こちらも予想通り来期は減益の見通しです。
決算短信では円安による輸出低迷、米中関係による半導体物流の低迷、国内物価高による消費マインド減退を理由に挙げられていましたが、個人的には為替差損を減益理由と見ています。
決算短信でも、営業利益の減益より経常利益の減益をより強く見ているようで、会社予想としても内実は為替差損は多く織り込んでいるのでは。
予想通りであったところから株式価値予想は前回から据え置きとし、非常に割安なことを考えても長期的には株価上昇を見込めると感じます。
難しいのは直近の市場反応です。
○ 実態として会社予想を上回った
X 来期は減益見込み
○会社予想が保守的に予想しがち
○PERで言えばかなり割安
X 業界の市況はやや悪い
材料が込み入っていて判断が難しいです。
あまり多くは仕込まずに、いくらか持って様子を見ようかと思います。
もし下がるようなことがあれば少しずつ買い増すのは良いかもしれません。